溶接の種類。【いまさら聞けない溶接の事】

溶接ってそもそも何?

溶接ってそもそも何なのか?今更聞けないが業界では当たり前に様々な種類、名前の溶接が

飛び交っている。

今回このコラムではあまり溶接を知らない方、これから知っていく方に向けて溶接とは何かをなるべく分かりやすく、一般用語を用いて伝えます。


①溶接とは。

  • 2個以上の金属を,接合される母材間に連続性があるように,熱,圧力又はその両方によって一体にする操作。(JIS Z3001-1:2018 溶接用語-第1部:一般 より)

つまり別々の金属を一つの物の様にするために、様々な方法を用いることです。

②溶接の種類

先ほど述べたように、溶接には様々な方法があります。

  • 融接
  • 圧接
  • ろう接

この三種類が主に挙げられます。 

では細分化していきましょう。


正直これだけ見てもピンときませんね。しかもこの図は相当簡略化しているので本当はもっともっと種類がありますが、今回は主なものを紹介していきます。


~融接編~

接合面が溶融状態で外力を加えずに行う溶接。溶融溶接ともいう。

(JIS Z3001-1:2018 溶接用語-第1部:一般 より)

つまりは、"金属と金属同士《母材同士》を溶かして接合"するものを融接といいます。

融接には主に三種類

  • アーク溶接
  • 電子ビーム溶接
  • プラズマアーク溶接

があります。

①アーク溶接

アーク溶接は アーク(電気放電)によって約5000℃~20000℃に近い高温を発生させ

金属と金属を溶かし接合する方法です。

溶接と言われてイメージするものは大抵の場合アーク溶接が多いと思われます。

②電子ビーム溶接

電子ビーム溶接は、真空中で溶接する方法で、酸素や窒素の混入がないため

強い強度と清浄度が保たれます。 しかしチャンバー≪入れ物≫に入るサイズでないといけないというデメリットもあります。

主に信頼性が求められる精密なものに使われることが多いです。

③プラズマアーク溶接

プラズマアーク溶接は金属やセラミックなどの粉末を溶かし、高速で噴射し吹き付けることで

対象の物の表面に高密度で硬い皮膜を作ることのできる溶接法です。


と書いてみましたが、上記でも述べたように一般的によく使用されるものは

①のアーク溶接になります。 なので、皆様にアーク溶接をもっと知っていただける様に

今からアーク溶接の種類も記していきます。


アーク溶接って何?もっと詳しく

アーク溶接を知る前に皆様に想像していただきたいのですが、”溶接”と思い浮かべたときに出てくるであろう、職人さんが黒いガラスの面をかぶり、手元で火花をバチバチさせている風景。。

それがアーク溶接です!!

弊社キャラクター溶接くん


とはいえそんなにバチバチしないアーク溶接もあるので、アーク溶接の一種としておきましょう。

今からはアーク溶接の中でも主なものだけを紹介していきます。


①溶融電極式と非溶融電極式


・溶融電極式

溶融電極式は電極自体が溶融し溶加棒(溶接棒)になるものです。

簡単に言うとスイッチを押すと金属がトーチの先端から飛び出しそれが直接溶けて

金属と金属をくっつける。ということです。


簡単な図でいうとこんな感じです。


・非溶融電極式

非溶融電極式は融点が高い電極(タングステン等)を使用しアーク熱で電極は溶かさず

別途供給された溶加材(溶接棒)を溶融し溶接する方法です。

簡単に言うとスイッチを押すと電極の先からアークが発生し、電極は溶かさずに金属を溶かします。そこに金属と金属をつなぐための別の金属(溶加棒)を溶かし入れる。です。

簡単な図でいうとこんな感じです。




また上記にある溶接法につきましては次の記事にて書いていきたいとおもいます。


まとめ


これまで簡単に溶接って何?どんなもの?と難しく思われている方にむけた解説でした。

また当社株式会社エム・エヌ・テックでは配管、製缶等様々な品物を製作しております。

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最後までお読みいただきありがとうございました。次の記事でお会いしましょう。